ギックリ腰(急性腰痛)

急性腰痛治療

急性腰痛治療ギックリ腰のような急性腰痛では、突然、激しい腰痛を起こして、立ち上がることもできなくなることがあります。数日から1週間程度で痛みが少しずつ緩和されても、ちょっとしたきっかけで再発を繰り返すことも少なくありません。腰痛が起こる原因には、腰の部分の腰椎やその間にある椎間板、血管、筋肉、内臓、腫瘍、さらにはストレスなどさまざまなものがあります。腰にしびれや痛みが起こる場合は腰椎や椎間板の問題によって起こっていることも多いのですが、受診して原因を確かめ、それに合わせた治療を行うことが重要です。

急性腰痛の主な原因

背骨や椎間板に起こった障害と、腰の背骨周辺にある筋肉の障害によって起こっているケースが多くを占めます。
背骨や椎間板に障害を起こす原因疾患には、腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、椎間板症、椎間関節障害、仙腸関節障害、圧迫骨折などがあります。腰の背骨周辺にある筋肉の障害は、筋筋膜性疼痛が代表的なものです。
他に、内臓や血管の病気、がんなどの腫瘍、手術後の合併症、ストレスなども急性腰痛の原因になる場合があります。
原因を見極めるために必要な検査を行い、原因に合わせた治療を行って痛みを解消します。また、再発を防ぐために、運動療法や生活習慣の改善も重要になります。

治療

ギックリ腰のような急性腰痛の症状改善には、神経ブロックが高い効果を発揮します。ただし神経ブロックが万能というわけではなく、消炎鎮痛薬や漢方薬などを併用した薬物療法によって改善可能なケースもあります。また、理学療法が有効な場合もあります。理学療法は週に2回、数ヶ月続けることで結果的にご満足いただける改善効果の実感につながります。また、再発防止のためにも、適正体重を保ち、必要な筋肉を付けることは重要です。当院では患者様の状態や症状、原因に合わせてきめ細かい治療プランを立てて、トータルな治療を行っています。

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TEL:048-650-1717